今ボランティアで滞在している方の子ども、ふくちゃん(4歳)が初めての森のようちえんに来た日。
初めはなかなかお母さんから離れなかったけど、 同級生のたけちゃんがひょいひょいと木に登っているのを見て、お母さんから離れてたけちゃんの後を追う。
普段、都会で暮らしているふくちゃんは、木登りする環境がないらしく、その環境に疑問を感じてここに来たお母さんは
「アペルイにいる間に、木登りできるようになって欲しいな~」
と言っていた。
その気持ちを知ってか知らずか・・・
いや、きっとふくちゃんの中の本能が目覚めて。
いつの間にか、たけちゃんのいる木の側に行き、登ろうとしていた。
自然と手をさしだす、たけちゃん。
追いかける、ふくちゃん。
子どもは本来、好奇心にあふれてる。
だから、その想いのままに挑戦したら、できないことなんてなにもない。
だけど、その想いを止めてるのは、いつも大人。
その想いが届かないような環境にしてしまったのも、すべて。
だから、その環境さえあれば、なんだってできる。