週に1日来ているみーちゃん。
いつもは担当スタッフのちはるちゃん(お母さん)と来てるけど、今日はお預かり。
ひとりでブランコしたり、お絵描きしたりしながら、遠目でみんなの様子を見ている。
「だるまさんころんだしよー!!!」
とみんなが広場に集まったから、それとなく誘ってみたけれど、その時も無言でハンモックをゆらゆら。
お昼を回り、4~5人がちょっと離れた砂山で遊んでいる途中でみーちゃんの様子を見に来たら・・・
この3人の雰囲気がなんとも言えず素敵で、心がくすぐったくなるくらい嬉しくて、
近くで見ていた担当スタッフのかっちに様子を聞くと、
「何がきっかけだったのか分からないんだけどね~ 突然いっしょに遊び始めたの~」
と。
きっと、本人しか分からない、ココロの動き。
誰かに誘われたり、背中を押されたり、ではなく。
自分自身の中から、ふっと湧き上がる瞬間。
ひとりの時間 から いっしょの時間へ。
その瞬間(とき)は、ひとりの時間の中で訪れる。
自分で踏み出したその1歩は、誰かに手を引かれたり背中を押された時よりも、もっと大きな大きな1歩。
踏み出すタイミングは、自分で決める。
私たち大人は、ただその瞬間を見守るだけ。
子どもたちは、いつも当たり前にそれをやってるんだね。